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2009年3月4日 電気通信大学戦略展開プログラムシンポジウム
- 電気通信大学における大学初ソフトウェア・リポジトリ構築の試み- 開催報告


電気通信大学 知的財産本部副本部長 堀 建二

 文部科学省「産学官連携戦略展開事業(戦略展開プログラム)」の一環として「電気通信大学における大学初ソフトウェア・リポジトリ構築の試み」と題して3月4日に開催したシンポジウムは128名の参加者があり、内容の充実したシンポジウムとなり、参加者から高い評価を得ることができました。ここにその発表内容を公開いたします。

 この活動はまだ緒に就いたばかりであり、これから多くの課題に取り組んでまいりますが、産学官の皆様のご支援、ご協力を得て、ソフトウェア分野における新しい教育、人材育成、新しい産学官連携の仕組みの構築を目指したいと考えておりますので、是非今後ともわれわれの活動をご支援くださいますようにお願いいたします。

 さて大学においては日夜無数のソフトウェアが創出されていますが、必ずしも有効に管理・活用されているとはいえず、一方企業から見ると大学でどのようなソフトウェアが開発されているのか分かりにくいという状況があります。
電気通信大学では以前よりこの問題に注目し、大学で行われた研究に関わるソフトウェアを、大学が一元管理して公開するという仕組みを考え、さらに学生の実務的ソフトウェア教育強化も狙いの一つとして、大学ソフトウェア・リポジトリの構築準備を進めてきました。 

会場風景 ソフトウェア・リポジトリは複数の開発者が協調してソフトウェを開発するときの開発基盤を提供するもので、オープンソース・ソフトウェアの開発では広く使われていますが、大学でのソフトウェア・リポジトリ構築は多分最初の試みになるものと考えています。
大学での研究に係るソフトウェアの開発は学生が行う例が多く、且つその開発を代々研究室で研究生に引き継がれていくケースもあり、その著作権の取り扱いに関しては十分に考慮する必要があります。 また最近のオープンソース・ソフトウェアに対する大学としての取り扱いについても大学としてのポリシーが必要になります。

 そこで電気通信大学では産学官連携戦略展開事業(戦略展開プログラム)により、この問題に詳しい弁護士、他大学、企業関係者の参加を求めて研究会を開催し、大学ソフトウェア・リポジトリに係わる諸々の課題を討議してまいりました。 その内容の大略についてはホームページ上にも掲載してあります。
http://kenkyo.office.uec.ac.jp/senryaku/index.html

 今回のシンポジウムでは、UEC(電気通信大学)ソフトウェア・リポジトリの概要とその課題について、プロジェクト統括の西野哲朗教授と著作権処理等を含む法的面の指導をしていただいている竹岡八重子弁護士にその詳細を説明していただきました。
 加えて、東京大学において大学ソフトウェアの管理と技術移転問題に取り組んでこられた本間高弘教授に国内外大学の事例と課題について、またNTTの加藤雅樹氏に企業におけるオープンソース・ソフトウェアの状況と大学への期待についてお話しいただきました。
 また文部科学省産学官連携戦略展開事業(戦略展開プログラム)「特色ある優れた産学官連携活動の推進」で、ソフトウェアの産学官連携活動推進に取り組んでいる電気通信大学と著作物の利用推進を行う大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構の活動について報告いたしました。 いずれもこの研究会で討議を重ねてきたメンバーです。
 将来的にはこのソフトウェア・リポジトリを教材のひとつとした実務的ソフトウェア教育の受講対象を一般社会人の方々にも広げていきたいと考えています。
 この活動が、大学、研究機関と企業が協働してソフトウェア分野の産学官連携、人材育成を推進、強化する一助となることを願っております。


【シンポジウム内容の報告】


 文部科学省「産学官連携戦略展開事業(戦略展開プログラム)」シンポジウム
  -電気通信大学における大学初ソフトウェア・リポジトリ構築の試み-


  日時:2009年3月4日(水) 13:00~18:00  *プログラム
  場所:秋葉原コンベンションホール
      東京都千代田区外神田1-18-13 秋葉原ダイビル(秋葉原駅前)


【開会挨拶】
 電気通信大学 知的財産本部副本部長                   堀 建二
 文部科学省 研究振興局 研究環境・産業連携課技術移転推進室長  小谷和浩氏
(小谷和浩室長挨拶要旨)
 少子高齢化、財政逼迫という厳しい情勢下において各大学がそれぞれの教育、研究活動を活性化、高度化し、その成果を社会に提供していくために、産学官連携活動は重要な手段の一つであり、それを推進する各大学の戦略の中で優れたものを国として支援するのが今回の「産学官連携戦略展開事業(戦略展開プログラム)」である。
 その中で電気通信大学では研究の中でソフトウェアが占める割合が高く、その特徴を生かしてソフトウェアをベースとする新たな産学官連携活動戦略に取り組んでいただいており、国としてもそれを支援させていただいている。
 ソフトウェア技術は世界的な成果になりうる分野で、その知的財産戦略の重要性は各方面から指摘されているが、大学等でソフトウェアを含めた著作権の管理はまだしっかりと行われているとはいえない状況である。 内閣府の調査によれば、著作権の帰属に関する明確な規定が無い、研究者の認識が薄い、権利帰属の判断が難しい、管理体制の一元化が難しいといった課題が指摘されており、文部科学省としては電気通信大学を中心にこういった課題の解決に取り組んでいただくことによって、他の大学でもソフトウェアを含めた著作権の管理、活用が促進され、わが国の国際競争力の強化にも繋がることを願っている。


【特別講演】
「大学ソフトウェアの技術移転、その事例と課題」 (資料PDF
 東京大学 産学連携本部 産学連携研究推進部 特任教授     本間高弘氏
 本間高弘氏は東京大学産学連携本部特任教授として、大学ソフトウェア技術移転に関する研究に携わってこられた。 その成果の一部は平成19年度「大学知的財産本部整備事業・21世紀型産学官連携手法の構築に係るモデルプログラム」の調査報告書「ソフトウェア等の著作権管理・活用について」として発表されている。
http://park.ecc.u-tokyo.ac.jp/ducr/documents/2007mext/2007report_mext.pdf
 今回は海外大学におけるソフトウェアライセンス成功例として、Stanford University, Johns Hopkins University, University of Illinois, MIT, Carnegie Mellon University, University of Cambridgeに加えて、特に優れたソフトウェア技術移転活動を行っているUniversity of Washingtonに関する詳しい報告があった。 さらに本間氏自身が実際に係ったソフトウェア技術移転活動の事例として東京大学ELSES研究会などについて、具体的な紹介があった。
 なお本間氏は電気通信大学のソフトウェア戦略展開事業の一環として行っている「UECソフトウェア・リポジトリに係る技術的・法的諸問題に関する研究会」のメンバーである。


【特別講演】
「企業におけるオープンソース・ソフトウェアの現状と大学への期待」
 NTT情報流通基盤総合研究所 主任研究員          加藤雅樹氏
 加藤雅樹氏も「UECソフトウェア・リポジトリに係る技術的・法的諸問題に関する研究会」のメンバーで、研究会では企業の立場から貴重な意見をいただいている。
 今回のシンポジウムの参加者の中にはオープンソース・ソフトウェアについてあまりご存知でない方もおられるのではないかと考え、加藤氏には「オープンソースソフトウェア(OSS)の概要」と「産業界におけるOSSの現状」について解説していただき、その上で「大学への期待」を語っていただいた。
 「オープンソースソフトウェア(OSS)の概要」ではオープンソースソフトウェア(OSS)の定義とその歴史、OSSのライセンス形態について、それぞれの特徴を分かりやすく解説していただいた。 このOSSのライセンス形態は今後UECソフトウェア・リポジトリを運用していく上での大きな要素である。
 次に「産業界におけるOSSの現状」について、ユーザ企業、IT企業、業界団体/OSSコミュニティ/OSSリポジトリサイト、ディストリビュータ/OSSサポート企業、等に分けた業界鳥瞰図を示され、それぞれに属する団体、企業名などを具体的に説明された。特にディストリビューションとIT企業に関してはそれぞれの内容と組織などについて詳しく説明された。
 UECソフトウェア・リポジトリが単なるリポジトリから産学官連携活動や技術移転活動に利用される段階においては、加藤氏が説明されたOSSにおけるビジネスモデルは大いに参考になる。
 最後にかかるOSSの動きの中での大学への期待を語られ、特に誰でも一定品質のソフトウェアを作るためには、大学のときからソフト開発の基礎素養(ソフトウェア工学や品質保証などのリテラシー)を身に付けた学生、人材の育成の重要性を強調された。


【学長挨拶】
「電気通信大学の新しい取り組みについて」
 電気通信大学 学長                      梶谷 誠
 このあと当日近くで行われていた国立大学協会第15回通常総会に出席していた梶谷誠電気通信大学学長が急遽駆けつけ学長挨拶を行った。

(梶谷学長挨拶要旨)
 昨年4月学長に就任してすぐにUEC(電気通信大学)ビジョン2018を策定した。 電気通信大学は2018年に創立100周年を迎える。
 そのビジョンを達成するために5つの目標を立てた。それを統括したキャッチフレーズがUEC(Unique and Exiting Campus)であり、5つの目標の一つに他大学や産業界との「多様な連携と協働」を掲げており、本日のシンポジウムのテーマである戦略展開事業などを産学官連携戦略として強力に推進している。
 電気通信大学は新しい試みに果敢にチャレンジしており、このUECソフトウェア・リポジトリもそのひとつである。 以前にはキャンパスクリエイトというTLOを作り、全国的な規模でコラボ産学官をつくり、いままた、14大学や企業が参加してスーパー連携大学院を設立しようとしている。 構想段階から産業界に入ってもらい議論しているが、議論がなかなかまとまらない。だからこそ最初から産業界に入ってもらって計画を作り上げることに意義があり、産業界で役に立つ博士を送り出す、真の産学官連携の意味が出てくる。 
 これらはすべて、最初は自分たち自身で構想を考え、計画を立て、その上で文部科学省などにお話をしたところ、ちょうど文部科学省などの新規事業計画と方向が一致しているということで支援を受けることになり、事業が具体的に進展したものであって、官の公募を知ってはじめて構想を練り、計画をたて、応募して採択されたものではない。われわれ自身がしっかりと問題を捉え、主体的に具体的な将来計画を立てることが何よりも大事であり、公募があったからそれに合わせて計画を立てるようではうまくいかない。 大学人はもっと自信を持って自分たちの提案をしなければならない。
 今後とも電気通信大学に対してご協力とご支援をお願いしたい。


【戦略展開プログラム報告】
「電気通信大学ソフトウェア戦略展開プログラム」 (資料PDF
  電気通信大学 知的財産本部 副本部長               堀 建二
「情報・システム研究機構ソフトウェア戦略展開プログラム」 (資料PDF
  情報・システム研究機構 国立情報学研究所 特任教授      平出壱洋氏
 文部科学省「産学官連携戦略展開事業(戦略展開プログラム)」は国際的な産学官連携活動の推進(原則5年間)、特色ある優れた産学官連携活動の推進(原則5年間)、知的財産活動基盤の強化(2~3年間)の3部門に分かれており、電気通信大学は特色ある優れた産学官連携活動の推進において特定分野としてソフトウェアを選択して、著作物の利用推進体制支援を選択した情報・システム研究機構とともに採択された。そこでこの2部門がそれぞれの事業計画と現況を発表報告した。
 まず電気通信大学 堀建二より電気通信大学ソフトウェア戦略展開事業計画の全体像、すなわち、現状把握⇒体制整備⇒技術移転仕組みの構築とトライアル⇒本格的技術移転にいたる計画を説明した。
 体制整備の第1段階として「ソフトウェア戦略展開委員会」、「UECソフトウェア・リポジトリ運営委員会」、 「UECソフトウェア・リポジトリに係る技術的・法的諸問題に関する研究会」を設置し、また学内規程案、契約書類雛形案の作成・検討を行った。
第2段階には「ソフトウェア技術移転研究会」「ソフトウェア技術移転コンソーシアム」などを設置して、それらをベースとした技術移転活動を予定している。
 次に情報・システム研究機構 国立情報学研究所 平出壱洋氏より、情報・システム研究機構戦略展開事業の着目点と概要および知的財産組織と連携形態、事業展開構想について説明があった。また研究成果としての著作物関連の利用形態例と国立情報学研究所で実施されているトップエスイープロジェクトとNetCommonsプロジェクトを紹介された。


【UEC(電気通信大学)ソフトウェア・リポジトリ報告】
「UEC(電気通信大学)ソフトウェア・リポジトリ構想と現状」 (資料PDF
 電気通信大学 電気通信学部 情報通信工学科 教授        西野哲朗
 UECソフトウェア・リポジトリの実施組織の全体統括である西野教授より、「全体構想」、「教育プログラムの詳細」、「現状と今後の課題」について詳しい説明があった。
「全体構想」では、その概要と実施組織、平成21年度計画、将来計画とオープンソース・ソフトウェア開発能力の自律型実践教育事業、提案の独自性について説明された。
 UECソフトウェア・リポジトリは、電気通信大学において毎年卒業研究や修士研究などにおいて作成されたソフトウェアを、学生本人の許諾のもとに大学で一元的に登録するためのデータベースであり、すでに専用のサーバを購入し、その上にリポジトリ用のウェブサイトを構築した。サイト検索を通じて本リポジトリにアクセスした一般ユーザが、登録されているソフトウェアを無償でダウンロードして使用できるようにする。
 平成21年度早々に、まず学内オープンする予定。学内オープン期間中に、教育研究上、法律上、運営上の種々の問題点を洗い出し、国内オープンからさらには全世界オープンに向けた運営体制整備等の準備を進める、とのことである。
 続いて「教育プログラムの詳細」では、本プログラムの目的と目標、必要性と緊急性、独創性と新規性について述べられたが、この中で自律型実践教育のためにソフトウェア・リポジトリを利用した実習形式の体験学習を行っている大学は、世界でも未だ存在していないと語られた。
 本教育プログラムでは、学生のモティベーションを高め、学生が有するポテンシャルを最大限引き出すために、学生自身の自由な発想のもとに自ら開発課題を設定し、設計、開発を行わせる。 これにより、外部の評価に耐えうる質の高いオープンソース・ソフトウェアを開発できる能力の涵養を目指す。 電気通信大学の学生や教員のプログラム開発力は、国際的に見ても卓越したものがあるが、今後教育方法の改善を行うことにより、さらなる卓越した技術を学生に習得させ、社会に送り出すことが可能になるものと期待される、と述べられた。
 また大学発ソフトウェアの3つの事例を紹介されたが、その中で若干変り種のソフトウェアとして「UECコンピュータ大貧民大会」プログラム開発キットについて、それを使って大会参加者の学生たちがゲームを競った様子を紹介された。
 さらにジャーナル掲載論文において実験等に使用したソフトウェアを公開し、読者が追試を可能にすることが要求されたり、掲載論文で提案されたシステム等をオープンソースとして公開し、読者が利用可能とする動きなど、アカデミアにおける新たな動きについても紹介があった。
 また次期中期計画期間の事業展開とその実施体制、波及効果についても述べられた。
「現状と今後の課題」ではリポジトリの基本仕様と機能、リポジトリ開発の技術的課題について説明があった。


【特別講演】
「大学ソフトウェアの発展・活用とソフトウェア・リポジトリ~法的な視点から~」 (資料PDF
  光和総合法律事務所 弁護士               竹岡八重子氏
 竹岡八重子弁護士はITビジネス、ソフトウェア、知的財産権に関する法務や産学官連携、共同研究契約に関する法務などに詳しく、総合科学技術会議知的財産戦略専門調査会委員をされ、また公的研究機関、大学等の法律顧問として、知的財産権、契約、利益相反マネジメント等、産学官連携に関わる法務を中心に取り扱ってこられた。
 現在電気通信大学の経営協議会委員であり、またソフトウェア戦略展開事業の一環として行っている「UECソフトウェア・リポジトリに係る技術的・法的諸問題に関する研究会」に第1回からメンバーとして参加、指導していただいている。
 また過去にも国際的な共同研究契約に関し、電気通信大学の英文共同研究契約書サンプルCOLLABORATIVE RESEARCH AGREEMENT(sample) 、英文受託研究契約書サンプルSPONSORED RESEARCH AGREEMENT(sample)作成の指導をしていただいた。
 特別講演では、大学・研究機関発ソフトウェアを技術移転するためには、大学側からオープンイノベーションを進める仕組みが必要であると強調され、大学・研究機関のソフトウェアの現状と問題点、ソフトウェア技術移転のために必要な「事業」的要素を加味した組織と取り組みについて、ワシントン大学やシカゴ大学の例を挙げられた。さらにカーネギーメロン大学の例をとり、コンソーシアム方式での大学ソフトウェアの開発・ライセンスを説明され、オープンイノベーションのスキームとその知財戦略、大学のソフトウェアの育成と知財戦略について事例をまじえながら説明された。
 次に大学のソフトウェア著作権について述べられた。先ず、共同著作物、結合著作物、二次的著作物の定義と著作権者の問題、ソフトウェアと職務著作(法人著作)の一般的な解説のあと、大学の教員が作成するプログラムの著作権をどう取り扱うか、研究成果物の著作権帰属と規程による調整について問題提起された。
 続いてオープンソース・ソフトウェアの利用と著作権・特許権の問題について解説があり、「オープンソース・ソフトウェアのライセンス」とは何か、その法的効力をどう考えるべきかについて話しがあった。具体的にGPL ver2/ver3、LGPL、Free BSD、Apacheを代表的なライセンス形態として取り上げ、その違いを解説されたあと、オープンソース・ライセンスに対する大学側のスタンスはどうあるべきかについて述べられた。
 最後に「UECソフトウェア・リポジトリと法的検討課題~実証実験での克服課題~」に関して、リポジトリに登録するソフトウェアの著作権の帰属問題、共著者がいる場合の取り扱い、知的財産権を侵害するソフトウェアやオープンソース・ライセンス違反のソフトウェアが登録された場合にどのように対処すべきか、という、リポジトリオープンを直前にして対処法を決めなければならない喫緊の課題に関しても言及された。


【閉会挨拶】
 電気通信大学 理事                       三木哲也
18:00 終了






 なお参加者の方々にアンケートをお願いしたところ、多くの貴重なご意見をいただきました。今回のアンケートはご意見、ご要望、ご質問などを自由に書いていただく形式でお願いいたしましたが、大学でのソフトウェア、著作権の取り扱いに関して多くの方々が取り組むべき重要な課題として意識されており、ソフトウェア・リポジトリの試みやソフトウェア技術移転の取り組みに大きな関心を持っておられることがアンケートに書かれてありました。
 ほとんどの方が記名でアンケートを書いて下さいましたので、今後機会を見てこれらの方々ともコンタクトを取り、文部科学省戦略展開プログラムにおける電気通信大学の取り組みに支援、参加していただき、成果の輪をより優れた、且つ大きなものにしていきたいと考えております。
 今後ともご支援、ご協力をお願いいたします。


                                                           以上






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