本間高弘氏は東京大学産学連携本部特任教授として、大学ソフトウェア技術移転に関する研究に携わってこられた。 その成果の一部は平成19年度「大学知的財産本部整備事業・21世紀型産学官連携手法の構築に係るモデルプログラム」の調査報告書「ソフトウェア等の著作権管理・活用について」として発表されている。
http://park.ecc.u-tokyo.ac.jp/ducr/documents/2007mext/2007report_mext.pdf
今回は海外大学におけるソフトウェアライセンス成功例として、Stanford University, Johns Hopkins University, University of Illinois, MIT, Carnegie Mellon University, University of Cambridgeに加えて、特に優れたソフトウェア技術移転活動を行っているUniversity of Washingtonに関する詳しい報告があった。 さらに本間氏自身が実際に係ったソフトウェア技術移転活動の事例として東京大学ELSES研究会などについて、具体的な紹介があった。
なお本間氏は電気通信大学のソフトウェア戦略展開事業の一環として行っている「UECソフトウェア・リポジトリに係る技術的・法的諸問題に関する研究会」のメンバーである。