情報通信工学科 西 一樹 准教授の研究グループが「第3回モノづくり連携大賞:日刊工業新聞社賞」を受賞
西 一樹 准教授の研究グループは、2008年11月26日、「第3回モノづくり連携大賞」(日刊工業新聞社主催、NEDO・中小企業基盤整備機構共催)における日刊工業新聞社賞(準大賞相当)を受賞しました。本賞は、大学・公的研究機関と企業が加わった産学官連携活動において、知的資産の社会的活用へ大きく貢献した案件を対象としています。
今回のテーマは、西 研究室が研究・発明した手ブレ補正評価システムを元に、船井電機株式会社・谷電機工業株式会社が研究開発に協力し、電気通信大学・知的財産本部および株式会社キャンパクリエイト(電気通信大学TLO)と連携して技術移転を図ったものです。
従来主観に依存していたデジタルカメラにおける手ブレ補正機能の効果を、画像処理により3次元的軌跡として定量評価した技術的新規性、および、海外を含む大手カメラ・光学機器メーカー10社の研究開発に寄与する新しい産学連携モデルが高い評価を得ました。
表彰式には100名以上の出席者が集まり、表彰状授与では大きな拍手に包まれました。
(テーマ名)
手ブレ計測・補正評価システムの開発と技術移転
(受賞対象者)
電気通信大学 情報通信工学科 准教授 西 一樹
電気通信大学 知的財産本部 副本部長 堀 建二
株式会社キャンパスクリエイト 代表取締役社長 安田 耕平
船井電機株式会社 副技師長 政木 康生
谷電機工業株式会社 開発三部 部長 石原 春壽
(モノづくり連携大賞 表彰式)
関連リンク :http://www.nikkan.co.jp/sangakukan/08zyusyo.html
http://www.nikkan.co.jp/sangakukan/2008110701.pdf
詳細案内(PDF) :http://www.kikou.uec.ac.jp/news/20081211/img/20081211.pdf